最高気温24度を記録して、もはや初夏の陽気ですね。
こんにちは。院長の橋本です。
本日は当院で行なっている「上まぶたの手術」についてです。
年齢とともにまぶたのお悩みを抱える患者様が増えてきます。
まぶたが重くなった。
目が開きづらくなった。
二重の幅が狭くなった・・・などなど。
これは加齢による変化で、皮膚が伸びてしまったことや、
上まぶたを持ち上げる筋肉の動きが弱くなったことが原因になります。
治療は原因に対して適応のある手術をすることになります。
今回の患者様は、上瞼の皮膚がたるんで伸びてしまい、
かぶさってきているために
目が開きづらくなっていました。
(軽度の眼瞼下垂症もあります)
まぶたの開きづらさを補うために無意識に眉毛を
上げており、額にシワが増えて、肩こりもひどかったそうです。
手術でのダウンタイムが長く取れないこともあり、まずは眉毛下皮膚切除術(通称:眉下切開)で治療することにしました。手術は、術前のカウンセリンングを受けていただき、基本的に別日に行なっています。
この手術、デザインがとても重要なので、真剣です。
手術時間は大体1時間程度。
手術の前後でデザインや消毒などの準備が入りますので、来院してから帰宅するまでは2時間から2時間半程度となります。
抜糸は約1週間後に行います。
術後1ヶ月の経過がこちら。
術前よりも目の開きがよくなり、眉毛も下がっておでこのシワが減っています。
ご本人も目が開きやすくなり、肩こりもよくなったと喜んでくださいました。きずあとは術後1ヶ月が一番赤くなる時期ですので、これからもっと薄く目立たなく変化していきます。
術前に眉毛をあげることで目を開いている癖がある方に関しては、術後どの程度眉が下がってくるか予想が困難なため、二重の幅がデザインよりも狭くなってしまうことがあります。今回も眉が下がることを加味して少し幅を広めにデザインしていますが、眉が下がったことで控えめな二重のラインになっています(まだ浮腫みもあるため今後もう少し変化します)。
眉下切開は、眼瞼下垂症の手術よりは目の印象を大きく変えないため、自然に若返りを希望される方に適した手術となります。
まぶたが重く感じ始めた方は一度ご相談ください。